COPYRIGHT (C) PFU LIMITED 1999 - 2001 Happy Hacking Cradle ドライバーマニュアル V1.5対応 発行:2001.1.26 ========================= 1.本プログラムについて ========================= 本プログラムはHappy Hacking KeyboardなどをIBM社WorkPadシリーズ、3Com社 Palm IIIシリーズ等に接続するためのソフトウェアです。本プログラムを利用するこ とによりほぼ全てのアプリケーション上でキーボードを使用した入力が可能になりま す。 本製品添付のフロッピィディスクに含まれるソフトウェアをインストールされる前 に、必ずフロッピィディスク内の「readme-j.txt」に記載の条件をお読みください。 ソフトウェアをインストールされた場合、お客様が当該条件にご承諾いただいたもの といたします。ご承諾いただけない場合、インストールせずにすみやかに本製品をご 返却ください。代金をお返しいたします。 本プログラムの特長は以下の通りです。 ・アプリケーションではなく、システムレベルソフトウェアですので、ほぼ全ての アプリケーションで文字入力が可能です。 ・Shiftを押しながらカーソルキーを押すことにより文章を選択することができ るなどDesktopPCに近い操作感を実現しました。 本ドライバは以下の動作環境でご使用になれます。 ・対応機種: Palm III, Palm IIIx, Palm IIIe, Palm VII, PalmIIIxe, PalmIIIc Palm m100 WorkPad 8602-30, 8602-30X, 8602-30J, 8602-31J TRGpro ・対応OS: PalmOS 3.0以降 ・対応キーボード: 以下のキーボードは 日本語キーボードドライバ(hhcd-jp.prc)をお使い下さい。 日本語109キーボード 日本語106キーボード 以下のキーボードは英語キーボードドライバ(hhcd-e.prc)をお使い下さい。 Happy Hacking Keyboard Happy Hacking Keyboard Lite 英語104キーボード 英語101キーボード 以下のキーボードはそれぞれに対応したドライバをお使いください。 ドイツ語102/105キーボード: hhcd-de.prc デンマーク語102/105キーボード: hhcd-dk.prc DVORAK101/104キーボード: hhcd-dv.prc スペイン語102/105キーボード: hhcd-es.prc フランス語102/105キーボード: hhcd-fr.prc イタリア語102/105キーボード: hhcd-it.prc ポルトガル語102/105キーボード: hhcd-pt.prc スェーデン語102/105キーボード: hhcd-se.prc 英語(UK)102/105キーボード: hhcd-uk.prc これらのドライバは、フロッピィには含まれておりません。弊社サポートWebよ りダウンロードしてください。 http://www.pfu.fujitsu.com/hhcradle/ ========= 2.注意 ========= ・キーボードとの接続のためにシリアルポートを使用しますので、他のキーボード ドライバやその他のシリアルポートを占有するアプリケーションとの併用はでき ません。ネットワーク使用中もキーボードは使用できません。 TRGproでは、CF(CompactFlash)モデム等をお使いの場合は、CFモデムでネットワー ク接続した状態でキーボードを同時に使うことができます。 ・赤外線(IrDA)ポートを同時に使用することはできません。 1. 赤外線通信の受信をオフにしてください。 2. キーボード操作で赤外線によるデータ転送はできません。 ・お使いのキーボードによってはまったく動作しない、または動作してもすぐにド ライバが停止していまう場合があります。そのときは、キーボードの監視をしな い設定でお使い下さい。詳細は5章をお読みください。 ・101/106キーボードなどWindowsキーの無いキーボードではControlキーをCommand キーに割り当てる必要があるため、Windowsキーバインドは使用できません。 詳細は5章をお読みください。 ・すべてのソフトウェアでの動作を保証したものではありません。 お使いのソフトウェアで不具合が発生しました場合は弊社サポート窓口までお知 らせください。 ・1台のPalmに同時に複数のドライバをインストールすることはできません。いず れかひとつのドライバをインストールしてください。 ・ATOK Pocket for Palm OSをお使いの場合は、"ATOKを使用する"をタップしATOK を起動した後で本ドライバを起動してください。 ======================= 3.プログラムの使い方 ======================= +----------------------------------------------------------------------+ |注)・ 本プログラムはのインストール方法については本体添付の取扱説明書を| | お読みください。 | | ・ 古いドライバを新しいドライバと入れ替える場合は古いドライバを削除| | してから新しいドライバをインストールしてください。 | +----------------------------------------------------------------------+ (1)キーボードの使用を始めるには キーボードを使用するには、「ドライバソフトを起動する」「Palmとキーボー ドをセットする」「 Happy Hacking Cradleの電源を入れる」「Happy Hacking CradleのHotSyncボタンを押す」という操作を行ないます。 ・「ドライバソフトを起動する」 ホームアイコンをタップし、アプリケーションの一覧を表示します。アプリケー ションの中から「HHC driver」または「HHC-J」、「HHC-FR」などを探し、タッ プします。ドライバ起動アプリケーションが起動されたら、"Start"ボタンを押 します。"HHC driver was installd..."と表示されます。これでドライバが起動 されました。 このとき、Palm本体がHappy Hacking Cradleにセットされていて、Happy Hacking Cradleにキーボードが接続され、電源が入っていて、ドライバソフト によってキーボードが認識されれば直ちにタイプできる状態になります。 そうでない場合は、ドライバソフトは待機状態になります。 +----------------------------------------------------------------------+ |注)・ キーボード監視機能(Keyboard Check)がOFFの状態ではドライバソフト | | は待機状態にはなりません。 | | ・ 3Com社のIr EnhancementもしくはIrLink等赤外線ポートを使用するソフ| | トウェアを使用している場合、クレードル(シリアルポート)を選択し| | ます。赤外線が選択されているとキーボードは動作しません。 | | Ir Enhancement,IrLink等を使っていない場合、IBM製IrSynchroを使っ | | ている場合、この操作は必要ありません。 | +----------------------------------------------------------------------+ ・「Palmとキーボードをセットする」 Happy Hacking Cradleの電源が入っていないことを確認して、Happy Hacking CradleにPalm本体をセットし、キーボードポートにキーボードを接続します。 ・「 Happy Hacking Cradleの電源を入れる」 Happy Hacking Cradleの切替えスイッチをKB(ON)側に切替えます。 このとき、LEDが2回点滅して消えることを確認してください。 LEDが全く点滅しない場合、または連続して点滅し続ける場合は、電池が消耗し ておりますので新しい電池と交換してください。 ・「 Happy Hacking CradleのHotSyncボタンを押す」 ドライバソフトが待機状態にあるとき、Happy Hacking CradleのHotSyncボタン を押すことで再起動させます。ドライバソフトは、キーボードからの応答がある と動作状態になります。キーボードからの応答がない場合は、再び待機状態になっ たのち、HotSyncを起動します。 起動画面上の[Resume]ボタンをタップすることでも再起動できます。この場合は 再起動できない場合でもHotSyncソフトは起動されません。 キーボードから文字が入力されない場合、6章『トラブルシューティング』を参 考にしてください。 +----------------------------------------------------------------------+ |注)・ PalmVおよびWorkPad c3をPalmDock V経由で使っている場合はHotSync | | ボタンは機能しません。代わりにPalm本体のコントラストボタンを使用| | します。 | +----------------------------------------------------------------------+ (2)ドライバソフトを待機状態にするには ドライバソフトは、キーボードが認識できない状態になると自動的に待機状態に なります。もしくは、画面操作やキーボード操作でも待機状態にすることができ ます。 ・Happy Hacking Cradleの電源を切る。 ・Palm本体をHappy Hacking Cradleから取り外す。 ・画面上の[Suspend]ボタンをタップする。 ・キーボードからAlt+CMD+s(またはAlt+Control+s)を入力する。 +----------------------------------------------------------------------+ |注)・ キーボード監視機能(Keyboard Check)がOFFの状態ではドライバソフト | | を待機状態にするには、[Suspend]をタップするか、キーボードから | | Alt+CMD+s(またはAlt+Control+s)を入力してください。 | +----------------------------------------------------------------------+ (3)ドライバソフトを終るには a) ホームアイコンをタップし、アプリケーションの一覧を表示します。アプリ ケーションの中から「HHC driver」または「HHC-J」、「HHC-FR」などを探し、 タップします。ドライバ起動アプリの画面が表示されたら、"Stop"ボタンを 押します。"Driver stopped... "と表示されます。これでキーボードドライ バーが停止しました。 b)キーボードからAlt+CMD+q(もしくはAlt+Control+q)を入力してもドライバーソフ トを終了できます。 +----------------------------------------------------------------------+ |注)・ CMDはCommandキーの意味です。 | | - 104/109キーボードの場合はCMDキーはWindowsキーと読み替えてくださ | | い。 | | - Happy Hacking KeyboardではCMDキーは◇キーと読み替えてください。 | | - 101/106キーボードの場合は設定でControlキーをCMDキーとして使用し | | ます。 | | ・ V1.4から右AltキーはAltGrキーとなります。Altは左ALtのみです。 | | | | ・ 101/106キーボードの場合はドライバ環境設定でControlキーをCMDキー | | の代わりに使うように設定してください(5章参照)。 | +----------------------------------------------------------------------+ ============================= 4.キーボードによる入力方法 ============================= (1)文字入力 通常のパソコンと同様な文字入力が可能です。キーを一定時間押しつづけるとオー トリピートが働きます。 shiftキーを押しながら上下左右カーソルキーを押すと文字を選択することができま す。左右カーソルは一文字単位で、上下カーソルキーでは位置行単位で選択をするこ とができます。 (2)特殊操作 << 英語キーボードドライバ/日本語キーボードドライバ共通 >> Shiftキー、Altキー、CMDキー、Controlを押しながら他のキーを押すと様々な機能 を利用することができす。 Shift+カーソル:Copy/Cut範囲を選択します。 Alt+n:New/新規ボタンをタップします。 Alt+o:Ok/Done/終了ボタンをタップします。 Alt+d:Detail/詳細ボタンをタップします。 Alt+c:Cancel/キャンセルボタンをタップします。 Alt+e:Edit/編集ボタンをタップします。 Alt+b:バックライトのOn/Offを切り替えます。 Alt+f:Find/検索ダイアログを表示します。検索アイコンをタップするのと同じ です。 Alt+l:ランチャーを起動します。ホームアイコンをタップするのと同じです。 Alt+m:メニューを表示します。メニューアイコンをタップするのと同じです。 Alt+s:ショートカットキャラクを出力します。 Alt+←:カーソルを行頭まで移動します。 Alt+→:カーソルを行末まで移動します。 Alt+↑:一画面上にスクロールします。上スクロールボタンを押すのと 同じです。 Alt+↓:一画面下にスクロールします。下スクロールボタンを押すのと 同じです。 Alt+RETURN: スクリーンの右下をタップします。スケジュールの項目入力を終 了するときに使用します。 Alt+1 : ハードキー1(デフォルトではDate Bookを起動)と同じ動作をします。 Alt+2 : ハードキー2(デフォルトではAddressを起動)と同じ動作をします。 Alt+3 : ハードキー3(デフォルトではTo Do Lstを起動)と同じ動作をします。 Alt+4 : ハードキー4(デフォルトではMemo Padを起動)と同じ動作をします。 CMD+↑カーソル:住所録などを入力中、前のフィールドに移動します。 CMD+↓カーソル:住所録などを入力中、次のフィールドに移動します。 CMD+アルファベットキー:メニューに表示されるのコマンドショートカットを実 行します。 注) Command-b(Beam)は使用できません。command+bを入力した場合はドライバは 無視します。 Alt+ESC:HHC driverを呼出します。 Alt+CMD+s :ドライバを待機状態にします。 Alt+Control+s Alt+CMD+q :ドライバを停止します。 Alt+Control+q ・日本語入力関係 日本語PalmOS使用時 CMD+スペース:日本語入力モードと英語モードを切替えます(シルクスクリーン Alt+z の"日/英"をタップするのと同じ)。 Alt+x:ひらがなモードとカタカナモードを切り替えます(シルクスクリーンの Alt+h "あ←→ア”をタップするのと同じ)。 スペース :入力した文字を漢字に変換します(シルクスクリーンの"漢" シフト+スペース ボタンをタップするのと同じ)。 J-OS使用時 CMD+スペース:日本語入力モードと英語モードを切替えます(シルクスクリーン の"abc"をタップするのと同じ)。 Alt+z:入力した文字を漢字に変換します(画面上の"漢"ボタンをタップするの と同じ)。 Alt+x:入力した文字をひらがなに変換します(画面上の"あ"ボタンをタップす Alt+h るのと同じ)。 Alt+s:入力した文字をカタカナに変換します(画面上の"ア"ボタンをタップす Alt+k るのと同じ)。 Alt+a:入力した文字をアルファベットに変換します(画面上の"A"ボタンをタッ プするのと同じ)。 << 日本語キーボードドライバ固有の機能 >> 日本語キーボードドライバでは、以下の機能が追加されます。 日本語PalmOS使用時 半角/全角:日本語モードと英語モードを切り替えます(シルクスクリーンの "日/英”をタップするのと同じ)。 前候補 :入力した文字を漢字に変換します(シルクスクリーンの"漢"ボタン 変換 をタップするのと同じ)。 カタカナ :ひらがなモードとカタカナモードを切り替えます(シルクスクリー ひらがな ンの"あ←→ア”をタップするのと同じ)。 シフト+ :半角カタカナモードとアルファベットモードを切り替えます。 カタカナ/ ひらがな 無変換 : カタナカ/ひらがなキーと同様にひらがなモードとカタカナモード を切り替えます(シルクスクリーンの"あ←→ア”をタップするの と同じ)。 J-OS使用時 半角/全角:日本語入力モードと英語モードを切替えます(シルクスクリー ンの"abc"をタップするのと同じ)。 前候補 :入力した文字を漢字に変換します(ウィンドウの"漢"ボタンを押す 変換 のと同じです)。 カタカナ :入力した文字をひらがなに変換します(ウィンドウの"あ"ボタンを ひらがな 押すのと同じです)。SHIFTとともに入力すると、カタカナに変換し ます(ウィンドウの"ア"ボタンを押すのと同じです)。 無変換 :入力した文字をアルファベットに戻します(ウィンドウの"A"ボタン を押すのと同じです)。 ============= 5.環境設定 ============= ドライバの動作環境について、いくつかの項目を変更することができます。 (1)基本設定 ホームアイコンをタップし、アプリケーションの一覧を表示します。アプリケーショ ンの中から「HHC dirver」または「HHC-J」、「HHC-FR」などを探し、タップします。 ドライバ起動アプリが起動されたら"Setting"ボタンを押します。 "Keyboard Check" はドライバのキーボード監視機能とキーリピート制御を設定します。 ・FULL:キーボード監視とリピート時間の設定を有効にします。(初期設定値) ・MIN :キーボード監視のみ有効にします。この設定ではリピート時間の設定は できません。 ・OFF :キーボード監視を行ないません。この設定ではリピート時間の設定はで きません。 お使いのキーボードによって、FULL状態では入力できないキーがある場合はMINでお 使い下さい。もし、MINの設定でもキーボードがうまく動作しない場合はOFFの設定 でお使いください。 "Enable Windows Key bind" キーバインドをWindows風にします。 Control+z : Undo Control+x : Cut Control+c : Copy Control+v : Paste Control+a : Select all (以上の機能はアプリケーションがこれらのコマンドに対応している場合のみ有 効です。) (日本語PalmOS使用時) Alt+` : 日本語モードと英語モードを切り替えます。 Control+i : カタカナ/ひらがなトグル変換します。 Control+u : 確定します。 (J-OS使用時) Alt+` : 日本語モードと英語モードを切り替えます。 Control+i : カタカナ変換します。 Control+u : ひらがな変換します。 "Map Control as Command" はContorlキーの動作を変更します。 チェックボックスをチェック状態にすると、ControlキーをCMDキーの代わりとし て使用できます。 101/106キーボードなどWindowsキーの無いキーボードの場合、Commandキーの機 能をお使いになる場合はチェック状態にしてください。 注1) 初期設定ではチェックされていません 注2) 本設定がチェックされている状態では"Windows Key bind"の編集キーの機 能は働きません。 "IME ked bind"は、日本語入力環境を設定します。 (日本語PalmOSもしくはJ-OS使用時のみ) ・Default: J-OSまたは日本語PalmOSの標準の日本語入力環境を使います。 ・ATOK: ATOK Pocket for PalmOSを入力環境として使います。 CMD+SpaceでATOKの起動/停止を制御します。 ・POBox: POBoxを日本語入力環境として使います。 CMD+SpaceでPOBoxの起動/停止を制御します。 "Click Sound" ではキーのクリック音を選択します。 ・OFF:クリック音は出ません。(初期設定値) ・Hi:高音のクリック音が出ます。 ・Med:普通のクリック音が出ます。 ・Low:低音のクリック音が出ます。 "Repeat Initial Delay" ではキーリピートが開始するまでの時間を設定します。 ・Long:リピートが始まるまで長い時間がかかります。 ・Medium:普通の時間でキーリピートがはじまります。(初期設定値) ・Short:キーを押すとすぐにキーリピートが始まります。 ・Off:キーリピートしません。 "Repeat Speed" ではキーリピートの速度を設定します。 ・Slow:ゆっくり ・Medium:普通(初期設定値) ・Fast:早い Testのためのフィールドがありますので、試しにキー入力をしてみてください。 "OK"ボタンを押すと設定が保存されます。"Cancel"ボタンを押すと、前回の設定内容 に戻ります。 (2)ファンクションキーの設定 F1〜F12のファンクションキーにカテゴリの機能を割り当てることができます。 割り当てることができる機能カテゴリは以下通りです。それぞれのカテゴリはいく つかの項目に別れています。 1.None この設定のファンクションキーは無効になります。 2.Launch Application ファンクションキーに割り当てたアプリケーションを起動します。 インストールされているアプリケーションを検索し設定項目に表示します。 3.Launch DA ファンクションキーに割り当てたDA(Desk Accessory)ソフトを起動します。 インストールされているDAソフトを検索し設定項目に表示します。 DAソフトは常駐型のアプリケーションです。DAソフトの詳細は以下のURLを参照 ください。 http://member.nifty.ne.jp/yamakado/da/index.htm 4.Insert Phrase 設定した文字列を入力します。 5.Editing Command 編集コマンドを実行します。 6.Push Button 設定した名称のボタンを押します。 7.Japanese IME 日本語入力コマンドを実行します。 (このカテゴリは日本語OSまたはJ-OS使用時のみ表示されます) ホームアイコンをタップし、アプリケーションの一覧を表示します。アプリケーショ ンの中から「HHC dirver」または「HHC-J」、「HHC-FR」などを探しタップします。 ドライバが起動されたら"FN Key..."ボタンを押すと、ファンクションキーの一覧が 表示されます。 ファンクションキーは以下のように初期設定されています。 日本語OSもしくはJ-OSがインストールされている場合 F1: - OK - F7: App: Date Book F2: - CANCEL - F8: App: Address book F3: Push:新規 F9: App: To DO List F4: Push:詳細 F10: App: Memo Pad F5: - あ<->ア - F11: App: Launcher F6: - 日<->英 - F12: App: Calculator 英語OSの場合 F1: - OK - F7: App: Date Book F2: - CANCEL - F8: App: Address book F3: Push:New F9: App: To DO List F4: Push:Detail F10: App: Memo Pad F5: Push:Edit F11: App: Launcher F6: Push:Note F12: App: Calculator それぞれのファクションキーの設定項目の部分をタップすると設定変更画面が表示さ れます。まず、上段のカテゴリリストから割り当てるカテゴリを選択し、その後、下 段に表示される設定項目から設定したい項目を選びます。[OK]ボタンを押すと設定が 変更されます。 [Default]ボタンを押すと初期状態に戻すことができます。 例) ▼Editing Command ← カテゴリ ▼OK ← 項目設定 カテゴリをタップすると以下のようなリストが表示されます。 None Launch Application Launch DA Insert Phrase Editing Command Push Button Japanese IME 注)日本語機能の無い英語OSの場合は7. Japanese IMEのカテゴリは表示されません。 =========================== 6.トラブルシューティング =========================== ・キーボードの互換性について ご使用になるキーボードがHHCで期待している動作と違いがある場合、以下のような 問題が起きることがあります。その場合は設定画面で"Keyboard check"の設定を変えて お試しください。 1.キー入力中に短いビープ音がしてドライバが自動的に止まってしまう。 2.カーソルキーなどの文字以外のキーの入力ができない。 3.操作しないのに勝手に文字が入力されてしまう。 ・ドライバの起動について [Start]ボタンをタップするタイミングとHHC本体の電源を入れるタイミングが重な るとごくまれに起動できたにもかかわらず[Start]が表示されたままの状態になる(本 来は[Stop]ボタンが表示される)ことがあります。このような状態になった場合は、 一度アプリケーション画面にもどって、ドライバ起動アプリを起動し直してください。 ・ドライバの起動時のメッセージ "HHC driver was installed and running. Now you can type." 意味:ドライバがインストールされました。キー入力が可能です。 "HHC driver was installed and suspended.Serial port is used by other application." 意味:ドライバがインストールされました。シリアルポートがほかのアプリケー ションによって使われています。 原因:他のアプリケーションによってシリアルポートが使われている。 例えば、キーボードドライバーが動作している、モデムなどを使用中であ る、デバッガーが起動している、など。 対策:原因がわかれば、それを取り除いてからドライバーを再起動する。 わからない場合、ソフトリセットを行い、再度ドライバーを起動する。 "Failed in starting. Please soft reset and retry." 意味:ドライバの起動に失敗しました。 原因:不明。メモリー不足などの可能性があります。 対策:ソフトリセットを行い、再度ドライバーを起動する。 "HHC driver was installed and suspended. Keyboard is not connected." 意味:ドライバはインストールされました。Happy Hacking Cradleが接続されて いません。 原因:キーボードが接続されていない。 Happy Hacking Cradleのスイッチがオフになっている Happy Hacking Cradleの電池が消耗している。 対策:原因を取り除いてから再度ドライバーを起動する。 "HHC driver was installed and suspended. HHC driver error." 意味:ドライバはインストールされました。HHCドライバの起動でエラーが発生 しました。 原因:HHCドライバの内部エラーです。 対策:一旦ドライバを停止した後、再度起動してください。 ================= 7.サポート情報 ================= Happy Hacking Cradleは下記のURLにてサポート情報を提供しています。 最新版のドライバをダウンロードすることもできます。 http://www.pfu.co.jp/hhcradle/ また、お問い合わせは下記のE-mailアドレスまでお願いします。 hhc@pfu.co.jp ------------------------------------------------------------------------------ ・Palm, Palm III, Palm IIIx, Palm IIIe, Palm VII, HotSyncはPalmComputing社の 登録商標です。 ・WorkPadおよびPS/2は米国IBM社の登録商標です。 ・Windows(R)は、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録 商標です。 ・ATOK POCKETは、ジャストシステム社の登録商標です。 ------------------------------------------------------------------------------ [付録] キーバインド表 電卓キー ┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ キー │ボタン ┃ ┣━━━━━━┿━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ ┃ C │C (Clear all) ┃ ┃ NumLock │ ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃ E │CE (Clear last entry) ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃ M │MC (Clear Memory) ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃ P │M+ (Set Current number on display in memory) ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃ R │MR (Recall value in memory) ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃ ¥ or \ │+/- (Toggle sign) ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃ = │= ┃ ┃ KP_Enter │ ┃ ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ * KP_Enterは、テンキーパッドのエンターキーです。 特殊キー ┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ キー操作 │ エミュレーション機能 ┃ ┣━━━━━━┿━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ ┃Shift + │範囲の選択 ┃ ┃ カーソル│ ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃Alt + ESC │HHC driver呼出 ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃Alt + b │バックライトOn/Off切替え ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃Alt + c │Cancel/キャンセル ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃Alt + d │Detail/詳細 ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃Alt + e │Edit/編集 ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃Alt + f │Find/検索 ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃Alt + l │アプリケーションランチャー起動(アプリケーション画面) ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃Alt + m │メニューを表示 ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃Alt + n │New/新規 ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃Alt + o │Ok/Done/終了 ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃Alt + s │ショートカットキャラクタ ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃Alt + ← │カーソルを行頭に移動 ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃Alt + → │カーソルを行末に移動 ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃Alt + ↑ │一画面上にスクロール ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃Alt + ↓ │一画面下にスクロール ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃Alt + 1 │ハードキー1(デフォルトではDate Bookを起動) ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃Alt + 2 │ハードキー2(デフォルトではAddressを起動) ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃Alt + 3 │ハードキー3(デフォルトではTo Do Lstを起動) ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃Alt + 4 │ハードキー4(デフォルトではMemo Padを起動) ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃Alt+CMD + q │ドライバの停止(Stop) ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃Alt+CMD + s │ドライバの休止(Suspend) ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃CMD + ↑ │前のフィールドに移動 ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃CMD + ↓ │次のフィールドに移動 ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃CMD + a 〜 z│メニューのショートカット実行 ┃ ┃ │(各アプリケーションの定義による) ┃ ┣━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ ┃ WorkPad日本語版使用時 ┃ ┠──────┬─────────────────────────────┨ ┃CMD + Space │日本語入力モードと英語モードの切替("日/英"タップと同じ)┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃Alt + z │ 同上 ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃Alt + x │ひらがなモードとカタカナモードの切替("あ←→ア”と同じ) ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃Space │入力した文字を漢字に変換("漢"ボタンタップと同じ) ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃Shift+Space │同上(シフト+カーソルキーで選択した範囲を再変換するときに ┃ ┃ │ 使用) ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃半角/全角 │日本語モードと英語モードの切替("日/英”タップと同じ) ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃変換 │入力した文字を漢字に変換 ("漢"ボタンタップと同じ) ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃カタカナ/ │ひらがなモードとカタカナモードの切替 ┃ ┃ひらがな │("あ←→ア”タップと同じ) ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃Shift+ │半角カタカナモードとアルファベットモードの切替 ┃ ┃カタカナ/ │ ┃ ┃ひらがな │ ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃無変換 │ひらがなモードとカタカナモードの切替 ┃ ┃ │("あ←→ア”タップと同じ) ┃ ┣━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ ┃ J-OS使用時 ┃ ┠──────┬─────────────────────────────┨ ┃CMD + Space │日本語モードと英語モードの切替("abc"タップと同じ) ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃Alt + z │入力した文字を漢字に変換("漢"ボタンタップと同じ) ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃Alt + x │入力した文字をひらがなに変換("あ"ボタンタップと同じ) ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃Alt + s │入力した文字をカタカナに変換("ア"ボタンタップと同じ) *2 ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃Alt + a │入力した文字をアルファベットに変換("A"ボタンタップと同じ)┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃半角/全角 │日本語入力モードと英語モードの切替("abc"タップと同じ) ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃変換 │入力した文字を漢字に変換("漢"ボタンタップと同じ) ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃カタカナ/ │入力した文字をひらがなに変換("あ"ボタンと同じ) ┃ ┃ひらがな │SHIFTとともに入力するとカタカナに変換("ア"ボタンと同じ) ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃ 無変換 │入力した文字をアルファベットに戻す("A"ボタンと同じ) ┃ ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ *2 日本語入力モード以外ではショートカットキーとなります。 "Enable Windows Key bind" がチェックされているとき 但し、"Map Control as Command" がチェックされているときは、 Control キーと組合せる編集キーの機能は使えません。 ┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃Control + a │ Select All ┃ ┃Control + c │ Copy 注)左の機能はアプリケーションがこれら ┃ ┃Control + v │ Paste のコマンドに対応している場合のみ有効 ┃ ┃Control + x │ Cut ┃ ┃Control + z │ Undo ┃ ┣━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ ┃ WorkPad日本語版使用時 ┃ ┠──────┬─────────────────────────────┨ ┃Alt + ` │日本語モードと英語モードの切替 ┃ ┃Control + i │ひらがなモードとカタカナモードの切替 ┃ ┃Control + u │変換の確定 ┃ ┣━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ ┃ J-OS使用時 ┃ ┠──────┬─────────────────────────────┨ ┃Alt + ` │日本語モードと英語モードの切替 ┃ ┃Control + i │カタカナ変換 ┃ ┃Control + u │ひらがな変換 ┃ ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ヨーロッパ系拡張文字 日本語OSおよびJ-OSでは使用できません。 1)アクセントマーク 以下のアクセントマークを押下したのち、アクセントマークを付けるアルファベッ ト文字を入力し、続けて以下の操作を行ないます。アクセントマークを入力する には同じアクセントキーを2回続けて入力することで可能です。 ┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃AltGr + ' │ Acute accent ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃AltGr + ^ │ Circumflex ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃AltGr + " │ Umlaut ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃AltGr + ` │ Grave accent ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃AltGr + ~ │ Tilde ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃AltGr + @ │ Aring (with letter "a" only) ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃AltGr + v │ Caron (with letter "s" only) ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃AltGr + / │ Stroke (with letter "o" only) ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃AltGr + , │ Cedilla (with letter "c" only) ┃ ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 2)シンボルなど AltGr(右Alt)キーとの同時打鍵で入力します。 ┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃AltGr + O │ Uppercase O slash ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃AltGr + o │ Lowercase o slash ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃AltGr + ? │ Upside down "?" ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃AltGr + ! │ Upside down "!" ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃AltGr + A │ Uppercase AE ligature ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃AltGr + a │ Lowercase ae ligature ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃AltGr + b │ beta(β) ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃AltGr + w │ Bullet ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃AltGr + c │ Cedilla ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃AltGr + g │ Copyright ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃AltGr + d │ Degrees ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃AltGr + - │ Divide(÷) ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃AltGr + u │ Micro(μ) ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃AltGr + \ │ Paragraph symbol(¶) ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃AltGr + p │ Pound sterling(£) ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃AltGr + r │ Registered trademark ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃AltGr + s │ Section(§) ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃AltGr + t │ Trademark ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃AltGr + y │ Japanese yen(¥) ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃AltGr + + │ Plus/Minus(±) ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃AltGr + 2 │ Half (1/2) ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃AltGr + 3 │ Three-quarters (3/4) ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃AltGr + 4 │ One-quaters (1/4) ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃AltGr + $ │ Cent(¢) ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃AltGr + e │ Euro ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃AltGr + f │ Script f ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃AltGr + [ │ Left single curly quote ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃AltGr + ] │ Right single curly quote ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃AltGr + { │ Left double curly quote ┃ ┠──────┼─────────────────────────────┨ ┃AltGr + } │ Right double curly quote ┃ ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛