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下國様のコメント

線形応答。金属コイルスプリング。緩衝がソフトに行なわれている。キー作動音は小さい。Type3 と比べると低い音がする。キートップの彫りは深く、半球状である。ストロークは深い。 caps lock、mode lock は機械式のトグルである。
配列はとてもユニークである。これは Lisp 専用マシンとして上で動くソフトウェアが予想できたからこそであろう。Debugger や Editor の為の専用キーが多数存在する。
もっとも奇妙に感じ、かつ、このキーボードを比類なきものにしているのは、"a" の隣にある rubout であるだろう。この rubout には多くのファンがいて、それらの人のキーボードでは、現在でも "a" の隣を back space や deleteにしていることがある。また、escape が "1" の隣にはなく、その位置には":"がある。これは lisp の package の為に ":" が多用されることからであろう。もちろん、普通の位置、つまり "shift"+";" にも":" はある。同様に、"("、")"、"["、"]"、"{"、"}"も非標準的な位置にある。escapeが非標準の位置にある代わりといってはなんだが、space の隣に control、meta、super、hyperがある。
また、このキーボードでは独立した Function キーの並びはない。一番上の段には□、○、△がある。
キーボード自体は大きい。特に奥行き方向に長い。キーボード自体は厚いが、キーの下はパームレストとなる。
ケースはプラスティック製。計算機とキーボードを繋ぐケーブルのコネクターは RJ タイプ。

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