タイピング日本一!
松鶴れいらさんが語るHHKB 雪の魅力とキーボード選びで大切だと思うこと

中学生で1度、高校生で2度と、競技タイピング日本一に3度も輝く高校3年生が石川県にいるのをご存知でしょうか?

彼女の名は、松鶴れいらさん。
高校生活最後の全国大会や大学受験を控え、充実した日々をお過ごしの松鶴さんですが、ずっとHHKBに憧れていたそうです。
そんな松鶴さんに、「HHKB Professional HYBRID Type-S 雪」モデルを使ってみた感想や、キーボードに対する思いをうかがいました。

競技タイピングは「スポーツ」だ!

松鶴さんが3度日本一となった競技タイピングの大会は、「毎日パソコン入力コンクール」の全国大会です。一年間に3回大会があり、毎回何万人も参加する大きな大会で、予選を勝ち抜いた上位10名だけが冬の全国大会に出場できるといいます。

日本一の賞状とトロフィーを手に微笑む松鶴さん
3度の日本一に輝いた松鶴れいらさん

大会ではどんなポイントが評価され、どう競い合っているのでしょうか。

「5分間の制限時間内に新聞の社説(文字)をどれだけ打てるか、打数と特別点を合わせた得点で競い合います。特別点というのは、ミスが0だったら打数の20%の得点が追加されるとか、そういう感じの採点になっています。ミスが9つあると、そこで脱落になってしまうので、「正確性」と「速さ」を競う大会ですね」

日本一のタイピングとは、どれほどの速さなのでしょう・・・
実際に松鶴さんにタイピングしていただきました!

所要時間1分で、正解数:197、誤字・余字(衍字)・脱字・未変換すべて0!
素晴らしいタイピング技術です。
松鶴さんが競技タイピングの道へ進んだきっかけは何だったのでしょうか?

「小学校1年生の頃、お母さんが事務の仕事をしていて大変そうだったので、私も何かお手伝いしたいなと思っていたんです。そんなときに、お母さんがパソコン教室の募集があるよって教えてくれて。そのパソコン教室に通って、タイピングの指導を受けました。
今思えば、それが良かったのだと思います。変なクセとかつかなくて」

「タイピングの練習は、まずローマ字のアイウエオの入力から始めるんですけど、タッチタイピングを習得するために、最初から手元が見えないようにカバーをして打つ練習をしていました。
小学3年生のときには、手元を見なくても打てるようになっていたので、教室の先生から勧められて競技タイピングの大会に出ました。それがきっかけですね」

「でも、小学校3年生から6年生までずっと、いい結果が出なくて賞もとったことがなかったんです。最下位のときもありました。その期間がすごく長くて、何度も挫けまくったんですけど、今の自分があるのはその期間があったからだと思うんです。
お母さんもいつもメンタル面でいろいろサポートしてくれました。たくさん手紙をくれて励ましてくれたりして、それがとても嬉しくて頑張れたと思います」

インタビュー中の松鶴さんの様子
競技タイピングを始めたきっかけについて話す松鶴さん

「自分としては、文章を長く打ったり短く打ったり自分で瞬時に判断して、正確に入力していくのが得意だと思っています。
漢字や名前だと、読みが一緒でも色々な漢字があると思うんですけど、瞬時に判断して音読み、訓読みを分けて打ったりします。
早く正確に打つために、どこまで変換せずに打てばいいか、どう打てば漢字がすぐ出るかを、毎日の練習で試しています」

文章を読んで入力するため、本を読むスピードも友人より早いといいます。
また、社説に記載された言葉の「音読み」「訓読み」を知るうちに語彙も増え、それらが学業面にも活きているそうです。

「競技タイピングは、毎日地道な練習を重ねて、速さだったり、正確性だったり、本番一回を競い合うというところが、すごく「スポーツ」に似ていると思っています。私、スポーツはあまりしないのですが、タイピングもメンタル面がとても大切なので、そこもすごくスポーツに似てますね。
結果が出ないと落ち込んでしまうこともありますが、私はとっても負けず嫌いなので、「負けたくない」と思うことで、ここまで続けられたと思っています。(笑)」

ずっと憧れていたHHKBはやわらかく、打ち心地がよくて、とても打ちやすい

HHKB Professional HYBRID Type-S雪

タイピング日本一に3度も輝く松鶴さん。
そんな松鶴さんは、一体どんなキーボードを使ってきたのでしょうか?

「毎パソ(毎日パソコン入力コンクール)の全国大会に出場するまでは、家電量販店に売っているようなスタンダードなキーボードを使っていました。
全国大会には公式キーボードが2種類あり、どちらかを選んで参加します。初めて全国大会に出た小学校6年生のときに、「REALFORCEとHHKBのキーボードどちらにしますか?」と言われて、テンキー付きで家にあるキーボードに似ているからという理由で、REALFORCEを選びました。
それで使ってみたら感触が段違いで、「打ちやすい!!!キーボードでこんなに違うんだ!!!」と感動しました。
その後、お母さんがREALFORCEを買ってくれたので、今まではそれで練習していたんです」

「HHKBとの出会いはその大会のときで、ずっと使ってみたいと思っていましたが、値段も高いのでなかなか使う機会がありませんでした。
でも、今年に入ってHHKBを試せる機会があって、初めてHHKBを使ってみたんです。今思うと、高校最後の大会前に使ってみることができて良かったです」

HHKB Professional HYBRID Type-S 白&雪
松鶴さんが憧れていたというHHKB

「矢印キーや配列が今までのキーボードとちょっと違うので、最初は慣れなかったのですが、HHKBはやわらかくて打ちやすいし、打っていて気持ちがいいんです。なので、HHKBに慣れて、冬に控えている高校生活最後の大会にHHKBで出たくて、最近はずっとHHKBで練習しています」

いま松鶴さんが使っているのは、HHKB Professional HYBRID Type-S 雪。
この「HYBRID Type-S」モデルは入力したときに音がしにくい静音設計になっています。打鍵感が“やわらかい”と感じるのはそのためかもしれません。

「一般的なキーボードだと打った感じが硬く、打つときに押し込まなきゃいけない感じがあります。HHKBはやわらかく、軽い。あまり力をいれなくてもしっかり入力できていて、でも打った感じもするので、本当に絶妙なラインを攻めてくるキーボードです。(笑)私は手が小さいので、キーによっては(キーボード上を)素早く移動して打つのですが、そのときにあまり力を入れずに打てるというのが大事なので、そこがいいなと思います。
また、普段たくさん練習するので、疲れにくいというのも大事だと思います。HHKBは打っていて疲れないし、気持ちよくて、とても打ちやすいです」

HHKBを手に話す松鶴さん
キーボードを選ぶときのポイントについて語る松鶴さん

「それに、私はキーに厚みがある方が好きなので、HHKBはちょうどいいです。ノートパソコンのような薄いキーだと全然打てなくて…打った感じがしなさ過ぎるのが苦手です」

「何より、HHKBはコンパクトサイズな所がとてもいいです。私は手が小さいので、コンパクトサイズのHHKBがすごく使いやすい。今まで使っていたキーボードよりも、HHKBの方が私の手には合ってるなと思いました」

HHKBでタイピングしている松鶴さんの手元
手が小さいので、コンパクトサイズのHHKBがちょうどよい

個性が強く好みが分かれやすいHHKBですが、どうやら松鶴さんの手にはぴったりのよう。
ここまで気に入っていただけるとは、本当にメーカー冥利に尽きます。

明るい白のキーボードは、練習へのモチベーションも気分もあげてくれる

キーボードの打ち心地だけではなく、見た目やデザインなどについて、こだわりはあるのでしょうか。

「黒よりは白い、明るい色がいいです。HHKBを使う前もアイボリーのキーボードを使っていました。大学に入ったらMacBookを使いたいんですけど、キーボードが白だったら、何にでもあわせやすいし、何より“可愛い!”って思います」

「新しいHHKBの雪モデルは、文字も細く小さくなっていて、とっても可愛いなと思いました。やっぱりキーボードが可愛いと打っていて楽しいですし、ノッてくるというか、テンションや練習のモチベーションもあがります」

ノートパソコンとHHKB(尊師スタイル)
松鶴さんがお使いのキーボードと同じHHKB雪モデル
中央印字デザインのキーが特徴の雪モデル。ミニマルなデザインで見た目にこだわりがある人にぴったりです。

HHKBの特徴の1つ、「コンパクトさ」についてはいかがでしょうか。

「実はキーボードって、持ち運びやすさもとても大事だと思っているんです。
大きいキーボードは重いし、カバンからはみ出てしまうと少し恥ずかしい。(笑)
毎日、忙しいときでも最低15分、大会前は平日でも最低2時間は練習が必要なので、今は旅行などで外泊するときもHHKBを持ち歩いています。
軽くて、小さくて、持ち運びにもぴったりなところが、私にとって大きなメリットになっています」

「大学生になるとパソコンを使う機会も増えてくると思うんですけど、私はノートパソコンのキーボードが苦手だし、使い分けするほど要領がよくないので、やっぱり慣れたキーボードでタイプしたいです。
HHKBのように持ち運びしやすかったら、どんなところにでも連れていけるので、すごくありがたいし、嬉しいです」

もっと高さがあってもいい!松鶴さんが求める究極のキーボードとは?

ここまでタイピングのしやすさや快適さなど、松鶴さんのキーボードへのこだわりとHHKBへの印象について聞いてきましたが、そのほかに重要視するポイントはありますか?
もっとこうして欲しい、など、HHKBへの要望もあればぜひお聞かせください。

「実は、私にとってはキーボードの高さも結構重要なんです。厚みのあるキーボードの方が好きで」

「私、数字は苦手でキーを見ないとうまく打てないんですけど、完全に下を向いてしまうと、文章のどこを打っているか分からなくなるので、それはしたくない。画面を見ながら、かつ、キーボードがちょっとだけ視界に入る感じで打てると嬉しいので、キーボードは高い方が打ちやすいです。
今、HHKBの背面の高さ(傾き)調整で、一番高くして使っていますが、今よりもっと高くてもいいぐらいです。(笑)」

高さ調整したHHKBと笑顔の松鶴さん
「もっと高さがあってもいい」と微笑む松鶴さん

HHKBは高さがある方のキーボードになりますが、「もっと高くてもいい」とは驚きです。
高速でのタッチタイピングにHHKBは適していますか?

「そうですね。一度キー配列に慣れてしまえば、打ちやすいし長時間疲れずにタイピングできます。
あとは、静音性も重要だと思います。
やっぱり速く打つと普通のキーボードだとうるさくなるものが多いので、HHKBのように静音設計だとありがたいです。音がしすぎるとちょっと恥ずかしいですし。(笑)」

高校最後の大会も大学生活も、HHKBと共に

これから冬の大会を控えているとのことですが、目標を聞かせてください。

「高校3年生ということで、部活(軽音部でギター担当)も卒業したので、今は受験と冬の全国大会に向けて、毎日忙しく過ごしています。
競技タイピングの大会に出ると、1分間の打数グラフと打数に応じた認定書(級や段)が届くのですが、今までの最高が8段なので、卒業するまでに最高位である10段をとるのが目標です。今は、早くHHKBに慣れたくて毎日たくさん練習しています」

HHKBと目を輝かせて話す松鶴さん
朗らかな笑顔で話してくださる松鶴さん。今後も、その笑顔がさらに輝くことを祈って・・・

そこまで行けばまさに「極めた」といえますね!

4月には、大学に進学するとのこと。大学生になっても競技タイピングを続けるのかはまだ分からないそうですが、新しい出会い、新しい学び、新たな目標に挑戦していくのが楽しみだといいます。
ぜひ、HHKBと素敵な大学生活を過ごしてくださいね。

[プロフィール]

松鶴さんプロフィール画像

松鶴れいら

2004年生まれ。タイピング技術を競う「毎日パソコン入力コンクール」で、中2(第18回)、高1(第20回)、高2(第21回)の3度の日本一に輝いた。
高校最後となる冬の全国大会に向け、10段取得(最高位)を目標に日々練習中。

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