有意義なお金の使い方の一例とポイント~覚えておきたい「コンフォート原則」とは~

社会人になり十分な収入を得ているにもかかわらず、「毎月、給料日前になるとお金が足りなくなってしまう」、「何にお金を使っているのか自分でも把握しきれていない」といった悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
その原因は何なのか?どういう風にお金を使うと「有意義だ」と感じられるのか?
有意義なお金の使い方について、長時間利用するものにお金をかける「コンフォート原則」とよばれる考え方にも触れながら、詳しくご紹介します。

お金の使い方でよくある悩み

収入を得ているにもかかわらず、毎月のようにお金が足りなくなる方のなかには、何にお金を使うべきか分からず自分にとって不要なものまで購入し無駄遣いをしてしまうケースがあります。また、欲しいものがあるとクレジットカードで決済したり、ローンを組んで購入し毎月の支払いが厳しくなったりするケースも少なくありません。
さらに、欲しいものを購入できたとしても、すぐにまた欲しいものが出てきてしまい、お金を使っても満足感を得られないという方も存在します。

無駄な出費を減らすために

そうした無駄な出費を減らすためには、毎月の支出の記録・見直しはもちろん、日々の買い物やお金の使い方で無駄なものがないかを冷静になって考えることも大切です。
まずは、支出状況を明確にするために、家計簿をつけて毎日の支出を細かく記録しておきましょう。無駄な支出を可視化できれば、家賃が安い物件への引っ越しや携帯電話・インターネット料金プランの見直し、保険料の見直しなどによって固定費を削減することもできます。
また、ローンやクレジットカードの支払いに悩んでいる場合には、貯金をしてから現金で購入する癖をつけたり、購入すべきものを慎重に見極めたりすることも欠かせないポイントといえるでしょう。

有意義にお金を使うためのポイント

お金の使い道は人それぞれですが、ブランド品や高級車にお金をかけてしまう人もいるでしょう。
しかし、今の時代はファストファッションやプチプラ商品など、安くても高品質なものは数多く存在します。
買おうとしている物は、代えの効かないものですか?使用頻度は多いですか?
衝動に駆られそうになったとき、一度自分自身に聞いてみてください。
もしどちらも答えが「No」なら、経済的合理性を考えて、ほかにお金を使った方が有意義に感じられるかもしれません。

では、どのようなことにお金を使うと、「有意義だ」と感じられるのでしょうか。
ご紹介したいポイントが「体験」と「時間」です。

体験

「体験」は人生の質を高めたり、新たな知識やスキルを得たりするために重要な要素です。
たとえば、今まで訪れたことのない場所に旅行に出かけて新しい体験をすることで、人生観が変わったり新たな価値観を得られたりする可能性があります。また、家族や友人と一緒に旅行や楽しい体験を共有することで、高い幸福度や充実感を得ることができるでしょう。
また、スキルアップやキャリアアップといった自己成長につながる体験も、長い人生において有意義なものとなるはずです。

時間

「時間」は私たちに平等に与えられたものだからこそ、有意義に活用することで人生の幸福度向上につながります。
たとえば、健康への投資は、病気や怪我に悩むことなく充実した時間を多く過ごすために大切です。
また、長時間使うものにお金をかける「コンフォート原則※」を意識しながらお金の使い道を決めるのも大切なポイントといえます。
私たちの日常生活を振り返ってみると、日用品や雑貨類、家具など、毎日のように使用するものが数多くあります。
使用頻度の高いものだからこそ品質にこだわり、お金をかけることでQOL(Quality of life=生活の質)や仕事の生産性が向上していきます。

  • コンフォート原則=毎日長時間使用するものにお金をかけることで、高い満足感や充実感を得られるようになるという考え方

では、幸福度や満足度を高めるために、どのようなお金の使い道があるのでしょうか。いくつか例をご紹介します。

体験・時間への投資例

健康・美容への投資

健康や美容への投資は、充実した時間を多く過ごすためにも、自分を高める体験としても、有効なお金の使い方といえます。

たとえば健康面では、スポーツジムの会費やウェア、トレーニング機器などの購入費が代表的です。自宅ではなかなか続けられないトレーニングも、エアロビ・ヨガ・ピラティスなどスタジオプログラムが豊富なジムであれば、楽しみながら続けられそうではないですか?
また、睡眠の質を向上させるために、体に合うマットレスや枕、布団を購入することもおすすめです。良質な睡眠は蓄積した疲労を解消し、生活の質そのものを高めることにもつながるのです。

美容の面では、思い切ってエステやヘッドスパのようなマッサージに行ってみる方法があります。
仕事や家事に忙殺されていると、自分自身の健康管理や美容の管理は後回しになりがちですが、しっかり時間を確保して施術を受けることで、心身ともにリフレッシュできますよ。
自分磨きによって、自己肯定感も高められるかもしれません。

今しかでしかできないことへの投資

体験への投資として、今しかできない経験のためにお金を使うこともおすすめです。
さまざまな経験を積み重ねることで価値観や人生観が変わることがあるほか、良いものに触れることで自分自身の感性が磨かれ世界観も広まりやすくなります。

お金の「貯め方」ではなく「使い方」に焦点を当てた本、「DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール」では、以下のように紹介されています。

どんな経験でも、いつか自分にとって人生最後のタイミングがやってくる。
早いものもあれば、遅いもの(そうであることを願いたい)もあるだろう。だが遅かれ早かれ、生きているあいだに間違いなく訪れることに変わりはない。
あなたを暗く悲観的な気持ちにさせたいわけではない。私たちが死ぬ日と、何らかの経験を楽しめなくなる日は違うということが言いたいのだ。
  • 引用:ビル・パーキンス著 児島修訳『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』

海外留学や人との交流など、「あのとき思い切ってやっておけばよかった…」と後悔したこと、ありませんか?
あの年齢だからこそ思いっきり挑戦できることだったのに、あの年齢だからこそ自分の糧になる経験だっただろうに、挑戦できなかったこと、ありませんか?
そうした後悔をしないためにも、今しかできないことや、今だからやりたいことは何があるのか、具体的に考えてみましょう。

たとえば、思い切って一人旅をしてみたり、ボランティア活動への参加費用に充ててみたりするのも有意義なお金の使い方といえるでしょう。
書道、絵画、楽器など、新たな習い事を始めるという手もあります。
趣味を見つけるために、登山、釣り、脱出ゲーム、ボードゲームなどに挑戦してみるのもおすすめです。
また、何らかの事業を始めたいという夢があれば、副業や独立をするための資金としてお金を使ってみるのも経験への投資にあたります。

人と過ごす時間への投資

子どもが大学に進学して親元を離れたり、幼馴染が結婚して遠方に引っ越したり、自分自身の転勤が急に決まったり…。
家族や友人と過ごす時間は、日頃思っている以上に貴重だったりします。そんな誰かとすごす時間に、以下のような体験をしてみるのはいかがでしょうか。

  • 高級ディナー

フレンチやイタリアン、懐石料理など、日常生活では味わうことのできない高級ディナーを楽しんでみるのはいかがでしょうか。
お店で食事を楽しむだけでなく、スパイスカレーなど手の込んだ料理を自分で作ってみるのも良いでしょう。
家族や友人、恋人と美味しい食事を共にすることで、普段以上に会話も弾み楽しいひとときを共有できるでしょう。

  • 芸術鑑賞

音楽や映画、舞台、美術品などを鑑賞することで自分自身の感性が磨かれ、人生がより充実したものに感じられるようになります。
芸術鑑賞は一人でじっくり楽しむ以外にも、家族や友人、恋人と時間を共有することで、その後の余韻まで楽しめるでしょう。

スキルアップ・キャリアアップへの投資

スキルアップやキャリアアップに対する投資は自分自身の価値を高めることにつながり、賃金アップでより多くの体験や時間に投資できたりと、長期的に見ると大きなリターンをもたらすことがあります。

たとえば、専門的な資格を取得するために参考書や問題集などを購入するのも有意義なお金の使い方といえるでしょう。スキルはもちろん意欲の証明にもなり、さらに大きな仕事やポジションに抜擢される可能性があります。
また、セミナーや講習会に参加することも自己投資のひとつです。最新の情報や専門知識を学べることはもちろん、セミナーや講習会の参加者同士の交流も生まれ、人脈づくりにも役立つでしょう。さまざまなバックグラウンドをもつ人と交流をすることで、自分自身の視野を広げられ、新たな視点やアイデアを得られるかもしれません。

QOLを上げるモノへの投資

時間を大切にするために意識したいのが、QOL(Quality of life=生活の質)の向上につながるようなモノへの投資です。
時短アイテムに投資することで時間に余裕ができたり、長時間使うものに投資することで購入したモノをフルに活用でき、満足度が向上しやすくなります。
いくつか例をご紹介します。

  • 寝具

人生の3分の1は睡眠であり、良質な睡眠をとることはパフォーマンスの維持・向上に欠かせません。
適度な運動やストレスの解消も重要ですが、マットレスや枕、布団など体に合う寝具を購入することで睡眠の質が向上し、健康維持にもつながりやすくなります。

  • デスク・チェア

デスクワークの人は1日7時間以上、つまり睡眠時間と同じくらい、机に向かい仕事をしています。寝具にこだわるのと同様、QOLを上げるために仕事道具にこだわるという考え方があっても良いでしょう。

テレワークが普及した昨今、自宅で仕事をする機会も増えているため、デスクやオフィスチェアにこだわってみるのはいかがでしょうか。
たとえば昇降式のデスクなら、気分転換に立って作業できるので集中力を維持しやすいですし、運動不足の解消にもつながります。
オフィスチェアは、腰痛などのトラブルが起こりやすいからこそ、エルゴノミクス(人間工学)に基づいて作られたものがおすすめ。長時間の在宅勤務を支えてくれます。

  • キーボード

睡眠時間と同じくらい仕事をしているということは、睡眠時間と同じくらいキーボードにも触れています。
物を書くときペンの使い心地にこだわるように、キーボードの使い心地にもこだわってみませんか。
高品質なキーボードを選ぶことで、作業効率が向上しやすくなるほか、自然な姿勢で力を入れることなくキーを打てるため、疲労や身体にかかる負担も少なく感じられるようになります。

作業効率や生産性を向上させるキーボードとは

キーボードの操作性は人によっても感覚が異なるため、実際に触れてみてキーの感触を確かめてみるのがおすすめですが、一般的に作業効率や生産性を向上してくれるキーボードとはどういったものなのでしょうか。

適度なストロークの深さ・キータッチの感覚

キーボードを打ったときに適度なストロークの深さがあり、不自然な感覚がないかをチェックしてみましょう。
ストロークが浅いキーボードよりも、ある程度のストロークの深さがあるキーボードのほうがキーを押したという感覚が明確で、ミスタイプが起こりにくくなるとされています。
適度なストロークの深さがあるキーボードを使用することで、キーを打つことが心地よく感じ、タイピングのスピードアップにもつながっていきます。

キータッチの静寂性

キーボードのタイピング時に、カタカタといった打鍵音はどうしても生じるものです。
静寂性の高いキーボードを選ぶことで作業時の集中力を維持できることはもちろん、周囲への迷惑になるのではないかといった心配も減らせるでしょう。

本体サイズ

オフィス内だけでなく、取引先や出張先、自宅にPCを持ち帰って作業をすることも少なくありません。
ノートPCにキーボードを接続して使用することを考えたとき、手軽に持ち運べるサイズ感や重量感であることも製品選びにおいて重要なポイントとなるでしょう。



有意義にお金を使うためのヒントは見つかりましたか?
社会人になって世の中にたくさんの職業があると気づいたように、世の中にはまだ知らない世界が、使ったことのないモノがたくさんあるはずです。
可能な範囲で色々とトライしてみて、有意義だと感じられるお金の使い道を見つけてくださいね。

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