HHKBを使い始めるときに覚えておきたいショートカットキー 30選

  HHKBを使うのであれば、できるだけ両手はキーボード上に置いたまま作業したいところです。マウスで行う操作はショートカットキーを使うことで、キーボードで操作することができます。今回は、Windows 11 PCでHHKBを使い始めるビギナーにお勧めのショートカットキーをまとめて紹介しましょう。

Ctrl+Aを押しています。

  HHKBはショートカットキーを活用することで、マウス操作を減らすことができます。

PC操作の基本となるショートカット10選

  コピー&ペーストなど、基本のキホンである「Ctrl」キーと組み合わせる10個のショートカットをおさらいしておきましょう。HHKBに限らず、多用するショートカットなので、ご存じの方も多いと思いますが、もし、使っていないショートカットがあれば試してみましょう。

基本のショートカットキー10選
「Ctrl」+「A」 すべて選択
「Ctrl」+「C」 コピー
「Ctrl」+「X」 切り取り
「Ctrl」+「V」 貼り付け
「Ctrl」+「S」 保存
「Ctrl」+「D」 削除
「Ctrl」+「F」 検索
「Ctrl」+「P」 印刷
「Ctrl」+「W」 閉じる
「Ctrl」+「Esc」 スタートメニューを開く

HHKBを使うためのショートカットキー8選

  「HHKB HYBRID Type-S」や「HHKB HYBRID」は、Bluetooth接続に対応しており、ワイヤレスでPCにつなぐことができます。ペアリングする際は、ショートカットを利用するので覚えておきましょう。

  まずは「Fn」+「Q」キーを押して、ペアリング待機モードに入ります。HHKBは4台までの端末とペアリングでき、自由に切り替えて使えます。自宅とオフィス、モバイルノート、タブレットなどを同じHHKBで利用できるのです。

  4台の設定は数字の1から4に割り振られます。ペアリング待機モードで、「Fn」+「Ctrl」+「1」~「4」を押すと、対応する端末とペアリングします。

  ペアリング済みの端末は「Fn」+「Ctrl」+「1」~「4」のショートカットキーで切り替えられます。ちなみに、無線接続からUSB接続に切り替えたいなら、「Fn」+「Ctrl」+「0」を押し、ペアリングモードを解除したいなら、「Fn」+「X」を押します。

「Fn」+「Q」をクリックするとLEDが青色点滅に変わります。
ペアリングのためのショートカットキーはHHKB裏面にも記載されています。

  端末とのペアリングを削除する際は「Fn」+「Q」を押してから、「Fn」+「Ctrl」+「BS(Delete)」+「1」~「4」を押します。すべてのペアリング情報をまとめて削除するなら、「Fn」+「Z」+「BS(Delete)」を押しましょう。

  WindowsとMacを併用している場合は、モード切替のショートカットも覚えておきましょう。「Fn」+「Ctrl」+「W」でWindowsモード、「Fn」+「Ctrl」+「M」でMacモードです。頭文字なので、覚えやすいですね。

HHKBを使うためのショートカットキー8選
「Fn」+「Q」 ペアリング待機モード
「Fn」+「Ctrl」+「1」~「4」 ペアリング
「Fn」+「Ctrl」+「0」 USB接続切替
「Fn」+「X」 ペアリングモード解除
「Fn」+「Q」を押してから「Fn」+「Ctrl」+「BS(Delete) 」+「1」~「4」 端末とのペアリングを削除
「Fn」+「Q」を押してから「Fn」+「Z」+「BS (Delete) 」 全ペアリング情報削除
「Fn」+「Ctrl」+「W」 Windowsモード
「Fn」+「Ctrl」+「M」 Macモード

絶対覚えておきたい必須ショートカットキー5選

  ぜひ覚えたいのが、マウスに手を伸ばすと面倒だけど、キーボードなら簡単に実行できるショートカットキーです。独立したファンクションキーがないHHKBですが、「Fn」キーと数字を押すことで、様々な操作が可能です。

  「F2」キーを押すと、ファイル名やフォルダ名の変更ができます。複数ファイルを選択しながら「F2」キーを押し、いずれか1つのファイル名を変えると、「ファイル名(1)」のように同じ文字列+連番で一気に変更されます。

  「F5」キーは更新です。デスクトップやエクスプローラー、ブラウザなどの画面を更新し、最新の状態にしてくれます。

  Windowsキーも他のキーと組み合わせることで、様々な動作が可能です。まず使ってほしいのが、「スナップレイアウト」ペインを開く「Win」+「Z」です。「スナップレイアウト」はWindows 11の標準機能で、そのウィンドウを指定の分割割合でサイズを調整し、表示位置も指定できます。画面の右半分とか、左3分の1といった調整が一発でできるので、便利です。

「Win」+「Z」キーを押せば、ウィンドウを手軽に整列できます。

  「Win」+「Tab」キーを押すとタスクビューが開くので、アクティブにするサムネイルを見ながらウィンドウを切り替えられます。もっと簡単にウィンドウを切り替えるなら、「Win」+数字キーです。タスクバーにピン止めしているアプリのうち、左からn番目のアプリに切り替わります。起動していない場合は、起動します。このショートカットキーはテンキーでは動作しませんが、HHKBであれば問題ありません。

  現在、Windows 11のプレビュー版であるWindows Insider PreviewにはWindows CopilotというAIチャット機能が搭載されています。筆者はすでに使っていますが、Windowsを自然言語で操作できるのはとても便利です。このWindows Copilotを起動するショートカットキーは「Win」+「C」です。現在は、Microsoft Teamsのチャットが開きますが、近い将来、もっとも使われるショートカットキーになるかもしれません。

Windows 11を自然言語で操作できるAI機能「Windows Copilot」を起動するショートカットキーは「Win」+「C」です。

絶対覚えておきたい必須ショートカットキー5選
複数ファイルを選択した状態で「F2」を押しいずれか1つのファイル名を変更 「ファイル名(1)」のように同じ文字列+連番のファイル名に変更
「F5」 デスクトップやエクスプローラー、ブラウザなどの画面更新
「Win 」+「Z」 ※ スナップレイアウトを開く
「Win」+「Tab」 タスクビューの表示
「Win」+「C」 ※ Windows Copilotの起動

※ Windows 11のみの機能です。

長文を執筆することが多いなら覚えておきたいショートカットキー3選

  文章執筆時にはコピー&ペーストをすることが多いのですが、「Ctrl」+「V」では直前にコピーした文字列だけが貼り付けられます。それ以前にコピーした文字列をペーストする場合は、ショートカットキー「Win」+「V」を利用しましょう。クリップボード履歴が表示され、コピーした履歴から任意の文字列を選んでペーストすることができます。

「Win」+「V」を押すとコピー履歴の一覧が表示されます。

  また、文字入力時に重宝するのが「F6」~「F10」キーです。それぞれ、ひらがな、全角カタカナ、半角カタカナ、全角英数、半角英数に変換できます。日本語入力システムで変換することもできますが、ショートカットキーを使う方が簡単です。

  誤操作を元に戻すショートカットキー「Ctrl」+「Z」を普段使いしている人は多いでしょう。しかし、戻した後にやっぱり同じ操作を行う、といったこともよくあります。そんな時は、「やり直す」ショートカットキー「Ctrl」+「Y」を押しましょう。取り消した操作をやり直すことができます。

長文を執筆することが多いなら覚えておきたいショートカットキー3選
「Win」+「V」 クリップボード履歴の表示
「F6」~「F10」 順に、ひらがな、全角カタカナ、半角カタカナ、全角英数、半角英数に変換
「Ctrl」+「Y」 やり直し

覚えておくと入力効率がアップするショートカットキー4選

  スクリーンショットを取るなら、「Win」+「Fn」+「PSc」キーを押します。画面全体のスクリーンショットが、「ピクチャ」→「スクリーンショット」フォルダに保存されます。もし、特定のウィンドウや指定領域のスクリーンショットを撮りたいなら、「Win」+「Shift」+「S」キーを押しましょう。画面が暗転し、上部に表示されるメニューから選択する領域を選んでキャプチャーします。

「Win」+「Shift」+「S」キーを押すとスクリーンショットのメニューが表示されるので、撮影モードを選びます。

  メモリ消費量を確認する時などタスクマネージャーを起動する際、メニューからたどったり、検索するのは面倒です。ショートカットキー「Ctrl」+「Shift」+「Esc」なら一発で起動できるので覚えておきましょう。

「Ctrl」+「Shift」+「Esc」でタスクマネージャーを起動できます。

  本来であれば、データ整理術という観点では、デスクトップにはファイルやフォルダを置かないほうがよいのですが、実際は置いてしまっている人も多いでしょう。デスクトップのファイルやフォルダにアクセスする際、「Win」+「D」キーを押すと、ファイルやフォルダが最小化されて、簡単にデスクトップを表示できます。

覚えておくと入力効率がアップするショートカットキー4選
「Win」+「Fn」+「PSc」 画面全体のスクリーンショット
「Win」+「Shift」+「S」 特定のウィンドウや指定領域のスクリーンショット
「Ctrl」+「Shift」+「Esc」 タスクマネージャーの起動
「Win」+「D」 デスクトップの表示

  以上がHHKBを使いこなすために覚えておきたいショートカットキー30選です。もちろん、いきなりすべて覚える必要はありません。普段、マウスに手を伸ばすことの多い操作だけでよいので、まずはショートカットキーに慣れるところから始めて下さい。ショートカットキーを10個でも覚えれば、操作効率が格段にアップしていることに気が付くはずです。以下に30個のショートカットを表にしているので、ぜひ参考にしてください。

まとめ(全ショートカット―キー一覧)


基本のショートカットキー10選
1 「Ctrl」+「A」 すべて選択
2 「Ctrl」+「C」 コピー
3 「Ctrl」+「X」 切り取り
4 「Ctrl」+「V」 貼り付け
5 「Ctrl」+「S」 保存
6 「Ctrl」+「D」 削除
7 「Ctrl」+「F」 検索
8 「Ctrl」+「P」 印刷
9 「Ctrl」+「W」 閉じる
10 「Ctrl」+「Esc」 スタートメニューを開く
HHKBを使うためのショートカットキー8選
11 「Fn」+「Q」 ペアリング待機モード
12 「Fn」+「Ctrl」+「1」~「4」 ペアリング
13 「Fn」+「Ctrl」+「0」 USB接続切替
14 「Fn」+「X」 ペアリングモード解除
15 「Fn」+「Q」を押してから「Fn」+「Ctrl」+「BS(Delete) 」+「1」~「4」 端末とのペアリングを削除
16 「Fn」+「Q」を押してから「Fn」+「Z」+「BS (Delete) 」 全ペアリング情報削除
17 「Fn」+「Ctrl」+「W」 Windowsモード
18 「Fn」+「Ctrl」+「M」 Macモード
絶対覚えておきたい必須ショートカットキー5選
19 複数ファイルを選択した状態で「F2」を押しいずれか1つのファイル名を変更 「ファイル名(1)」のように同じ文字列+連番のファイル名に変更
20 「F5」 デスクトップやエクスプローラー、ブラウザなどの画面更新
21 「Win 」+「Z」 ※ スナップレイアウトを開く
22 「Win」+「Tab」 タスクビューの表示
23 「Win」+「C」 ※ Windows Copilotの起動
長文を執筆することが多いなら覚えておきたいショートカットキー3選
24 「Win」+「V」 クリップボード履歴の表示
25 「F6」~「F10」 順に、ひらがな、全角カタカナ、半角カタカナ、全角英数、半角英数に変換
26 「Ctrl」+「Y」 やり直し
覚えておくと入力効率がアップするショートカットキー4選
27 「Win」+「Fn」+「PSc」 画面全体のスクリーンショット
28 「Win」+「Shift」+「S」 特定のウィンドウや指定領域のスクリーンショット
29 「Ctrl」+「Shift」+「Esc」 タスクマネージャーの起動
30 「Win」+「D」 デスクトップの表示

※ Windows 11のみの機能です。

執筆者

柳谷 智宣

IT・ビジネス関連のライター。Windows 98が登場した頃からPCやネット、ガジェットの記事を書き始め、現在は主にビジネスシーンで活用されるSaaSの最先端を追いかけている。飲食店や酒販店も経営しており、経営者目線でITやDXを解説、紹介する。

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