【厳選】作業効率大幅アップ!覚えておきたいWindowsショートカットキー60選
PCでWebブラウザを開いたり、文章作成やデータ入力などを行う際、作業効率を高めるために有効なのがショートカットキーの活用です。
ショートカットキーをマスターしておけば、本来マウスが必要な操作であってもキーボードからマウスへ持ち換える手間がなくなり、キーボードだけで操作を完結できるようになります。
そこで本記事では、Windows PCを利用している方に向けて役立つショートカットキーをご紹介します。
Windowsで使えるおなじみのショートカットキー一覧
PCのOSによってもショートカットキーのパターンは異なります。
まずはWindows PCを使用している方のために、最低限覚えておきたい基本のショートカットキーをご紹介しましょう。
「Ctrl」+「A」 | すべて選択 |
「Ctrl」+「C」 | コピー |
「Ctrl」+「X」 | 切り取り |
「Ctrl」+「V」 | 貼り付け |
「Ctrl」+「Z」 | 操作を元に戻す |
「Ctrl」+「Y」 | 操作をやり直す |
「Ctrl」+「S」 | 保存 |
「Ctrl」+「F」 | 検索 |
「Ctrl」+「P」 | 印刷 |
「Ctrl」+「N」 | 新しいウインドウを開く |
「Ctrl」+「W」 | ウインドウを閉じる |
「F5」 | デスクトップやエクスプローラー、ブラウザなどの画面更新 |
「F6」 | ひらがなに変換 |
「F7」 | 全角カタカナに変換 |
「F8」 | 半角カタカナに変換 |
「F9」 | 全角英数に変換 |
「F10」 | 半角英数に変換 |
「Win」 | スタートメニューを開く |
「Win」+「D」 | デスクトップの表示 |
「Win」+「E」 | エクスプローラーを開く |
「Win」+「M」 | すべてのウインドウを最小化 |
「Win」+「↑」 | ウインドウを最大化 |
「Win」+「↓」 | ウインドウを縮小表示 |
「Win」+「←」 | ウインドウを左半分に表示 |
「Win」+「→」 | ウインドウを右半分に表示 |
定番のコピー・切り取り・貼り付け以外にも、保存や検索、印刷といったファイル操作、文章入力の際に便利な変換のショートカットキーやウインドウ表示に関するショートカットキーなどがあります。
ショートカットキーで組み合わせるアルファベットに迷うこともあると思いますが、たとえば「すべて選択」のAは「All」、「コピー」のCは「Copy」、「保存」のSは「Save」などのように関連付けると覚えやすくなります。
覚えておくと便利なWindowsショートカットキー11選
上記で紹介した基本的なショートカットキーを覚えておくだけでも便利で業務効率化につながりますが、さらに応用的なショートカットキーをマスターしておくとキーボードからマウスへ持ち換える動きを最小限に抑えられます。
日々の業務でぜひ活用いただきたい11のWindowsショートカットキーをご紹介しましょう。
「Windows」→アプリ名→「Enter」:開きたいアプリを検索して起動
Windowsキーを押下しスタートメニューを表示させた後、起動したいアプリ名(頭文字など)を入力するとマウスを使用することなくアプリケーションを開けます。
たとえば、Excelを開きたい場合は「e」、Google Chromeを開きたい場合は「g」を入力してEnterキーを押します。
同じ文字列を含むアプリケーションが複数ある場合はリストから選択する必要がありますが、膨大な一覧の中からアプリケーションを探すよりも大幅な時間短縮につながるはずです。
「Ctrl」+「↑」または「↓」→「Space」:ファイルを複数選択
フォルダ内のファイルを複数選択する場合、たとえば上から1番目、2番目、3番目など隣接したファイルであればShiftキー+十字キーの組み合わせで選択することもできます。
しかし、隣接していない離れた場所にあるファイルを複数選択したい場合には上記のキーでは対応できません。
そこで、「Ctrl」を押しながら十字キーで移動し、スペースキーを押下することで離れた場所にあっても目的のファイルを選択できます。
「」(アプリケーションキー):右クリックメニューを表示
右クリックメニューを呼び出すときに便利なのがアプリケーションキーです。
ファイルや文字列を選択しアプリケーションキーを押すと、マウスに持ち替えることなく右クリックメニューを表示できます。
- HHKBでは、キーマップ変更ツールを使用してアプリケーションキーを割り当てられます。
「Shift」+「Windows」+「S」:スクリーンショットを採取
PCの画面上に表示されている内容をそのまま画像として保存したい場合、「Shift」+「Windows」+「S」を押下するとスクリーンショットの撮影範囲を指定するミニバーが表示されます。
全画面はもちろんのこと、ウインドウ単位や保存したい範囲を自由に選択できるモードもあります。
「F4」:直前の操作を繰り返し
ExcelやWordで便利なのが、直前の操作を繰り返すことができる「F4」キーです。
Excelでセルに同じ色をつけたいとき、Wordで注目してほしい文章を太字にしたいときなど、一度操作を行えばそのあとは「F4」キーを押すだけで同じ操作を繰り返せます。
「Ctrl」+「PageDown」または「PageUp」:ExcelのシートやChromeのタブの切り替え
同じウインドウ内で複数のシートを作成するExcelや、複数のタブを表示するChromeなどのアプリケーションでは、シート・タブを切り替える際にマウスで操作するのが一般的です。
しかし、データ入力や情報のリサーチなどの際、頻繁にシートやタブを切り替えなければならないこともあるでしょう。
そういった場合は、「Ctrl」+「PageUp」または「PageDown」のショートカットキーを活用することで効率化が図れます。
「Alt」+「Tab」:ウインドウ切り替え
ブラウザで調べものをしながら文章を入力したり、スプレッドシートのデータを参照しながらPowerPointで資料を作成したりと、複数のウインドウを立ち上げた状態で作業をすることは多いものです。
しかし、シートやタブの切り替えと同様に、異なるウインドウを切り替えるたびにマウスを使用しているとキーボードから頻繁に手が離れ作業効率が低下してしまいます。
そこで、「Ctrl」+「PageUp」または「PageDown」のショートカットキーを活用することにより、キーボードから手を離さずに複数のウインドウを切り替えられます。
「Tab」または「Shift」+「Tab」:入力フォームやセルの移動
Web上のデータ入力フォームやExcelのセルにデータを入力する場合、Tabキーを入力することで下方向または右方向へセルを移動できます。
反対に、誤った数字や文字を入力したため前のセルに戻りたいという場合には、「Shift」+「Tab」の組み合わせでマウスを使用することなく移動が可能です。
「Ctrl」+「Shift」+「<」または「>」(文字サイズの拡大・縮小)
WordやPowerPointで入力した文字の大きさを変更したい場合、「Ctrl」+「Shift」+「<」または「>」のキーを組み合わせることで、マウスに持ち替えることなく文字サイズの拡大・縮小が可能です。
プレゼン資料の作成時など、細かな編集作業が必要な場合でも業務効率化につなげられるでしょう。
「Ctrl」+「L」:文字を左揃え、「Ctrl」+「E」:文字を中央揃え、「Ctrl」+「R」:文字を右揃え
WordやPowerPointで多用する文字の左揃え・中央揃え・右揃えも、「Ctrl」と「L」、「E」、「R」を組み合わせたショートカットキーを活用することで、キーボードのみで操作が完結します。
「Ctrl」+「K」:ハイパーリンクの挿入
資料やレポートなどを作成する際、特定の文字列にリンクを挿入するケースも多いでしょう。
このような場合、対象の文字列を選択した後、「Ctrl」+「K」の組み合わせで素早くメニューを呼び出すことができます。
Webブラウジングが快適になる!Chromeで使えるショートカットキー一覧
情報検索やクラウドサービスなどを利用する際に不可欠なWebブラウザは、特に利用頻度の高いアプリケーションのひとつです。
Webブラウザのなかでもシェアの高いGoogle Chromeで使えるショートカットは以下の通りです。
「Ctrl」+「N」 | 新しいウインドウを開く |
「Ctrl」+「T」 | 新しいタブを開く |
「Ctrl」+「PageDown」または「Ctrl」+「Tab」 | すでに開いている次のタブに移動 |
「Ctrl」+「PageUp」または「Ctrl」+「Shift」+「Tab」 | すでに開いている前のタブに移動 |
「Ctrl」+「1」~「8」 | 特定のタブに移動 |
「Ctrl」+「9」 | 最後(右端)のタブに移動 |
「Alt」+「Home」 | 現在のタブでChromeのホームを表示 |
「F5」または「Ctrl」+「R」 | 現在のページを更新・再読み込み |
「Shift」+「F5」または「Ctrl」+「F5」 | 強制リロード |
「Ctrl」+「D」 | 現在のページをブックマークに保存 |
「F11」 | 全画面表示モードのオン/オフ |
「Ctrl」+「+」 | ページ全体を拡大表示 |
「Ctrl」+「−」 | ページ全体を縮小表示 |
「Ctrl」+「0」 | ページ全体の表示を規定値に戻す |
「Tab」 | クリック可能な項目間を移動する(順方向) |
「Shift」+「Tab」 | クリック可能な項目間を移動する(逆方向) |
「Space」または「PageDown」 | ページを下にスクロール |
「Shift」+「Space」または「PageUp」 | ページを上にスクロール |
「/」 | 検索ボックスに移動 |
「Ctrl」+「K」 | アドレスバーに移動 |
「Alt」+「→」 | 進む |
「Alt」+「←」 | 戻る |
「Ctrl」+「W」または「Ctrl」+「F4」 | タブを閉じる |
「Ctrl」+「Shift」+「W」または「Alt」+「F4」 | ウインドウを閉じる |
「新しいタブを開く」や「タブを移動する」、「タブを閉じる」、「スクロール」などはマウスで操作するのが一般的ですが、上記のショートカットキーを覚えておけばWebブラウジングの快適性が大幅に向上するはずです。
Windows PCでの作業効率化には「HHKB Studio」の活用もおすすめ
WindowsのPCを操作する際、ショートカットキーを活用する主な目的としては業務効率化や生産性の向上が挙げられます。
しかし、今回ご紹介したショートカットキーを全て覚えるのは容易ではありません。
そこで、業務効率化や生産性を向上させるための手段として、高性能ワイヤレスキーボード「HHKB Studio」を活用してみるのもひとつの手です。
「HHKB Studio」は「Ctrl」や「Shift」、「Fn」などショートカット操作に適した合理的なキー配列となっているほか、キーマップ変更ツールによって利用頻度の高いショートカットを任意のキーに割り当てることも可能です。
「Ctrl」+「Shift」+「W」のような3つのキーを同時に押すショートカットを一つのキーに割り当てておけるほか、最新版のキーマップ変更ツールでは、「Ctrl」+「Shift」など修飾キーのみを任意のキーに割り当てておくこともできます。
これにより、たとえば以下のような、共通の修飾キーを使用する様々なショートカットの入力を効率化できます。
- 「Ctrl」+「Shift」+「C」(書式のコピー)
- 「Ctrl」+「Shift」+「V」(書式の貼り付け)
- 「Ctrl」+「Shift」+「L」(Excelのフィルターの設定・解除)
- 「Ctrl」+「Shift」+「N」(新しいフォルダーの作成)
- 「Ctrl」+「Shift」+「Esc」(タスクマネージャーの表示)
さらに、HHKB Studioにはジェスチャーパッドとポインティングスティックも搭載されており、側面のジェスチャーパッドをなぞることで音量調整やタスク切り替えなどの操作が直感的に行えるほか、キーボードからマウスへの持ち替えも減らしスムーズなPC操作も実現します。
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使用頻度の高い操作のショートカットキーを覚えるだけでも、日々の作業を効率化できます。ぜひ本記事を参考に、キーボードでの操作を極めてください。
直感的な操作のために、HHKB Studioの活用も検討してみてくださいね。