• HOME
  • HHKB HISTORY ~HHKBの軌跡~

HHKB HISTORY ~HHKBの軌跡~

2021 HHKBワールドの確率と未来のビジョン 2021 HHKBワールドの確率と未来のビジョン

独自のHHKBワールドを確立

現行シリーズ発売前後から「HHKB」は独自のHHKBワールドとも呼べる世界を明確に構築し、さまざまなトピックに彩られて2021年に発売25周年を迎えました。ここでは重要なトピックをご紹介しながら、HHKBワールドの全容をお伝えします。


◆グッドデザイン・ロングライフデザイン賞を受賞
現行シリーズ発表直前の2019年10月、「HHKB」シリーズは「2019年度 グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」を受賞しました。ロングライフデザイン賞は、広くユーザーや生活者から支持・信頼を得ている商品やサービスで、これまで10年以上継続的に提供され、今後も継続して提供されるものの中から、「これから生まれるデザインの手本となりうる、時代を超えスタンダードであり続ける商品・サービス」に授与されるものです。PC周辺機器では「HHKB」が初めての受賞でした。


ロングライフデザイン受賞展


グッドデザイン賞の中でも、ロングライフデザインという部門での受賞は「HHKB」にとって大きな栄誉といえます。なぜなら「HHKB」が旨とする「カウボーイにとっての鞍であること」は、すなわち「ロングライフであること」と重なるからです。ここでいうロングライフとは、単に同じ外見を維持することではなく、根幹を変える必要がないほど優れた発想であったことが時間の経過とともに証明された製品という意味です。プログラマーが理想とするミニマルなキー配列とサイズ。当初からUnix、Windows、Macに対応し、そのままPC時代・スマートフォン時代の要請にも応えた先見性と発展性。和田英一氏とPFUの技術者たちが創造した「理想のマイ・キーボート」が、比較的専門性の高いアイテムであるにもかかわらず、「触るだけで何かを創ってみたい感覚にしてくれる体験」という審査員評も得て、「時代を超えたスタンダード」として認められたことは、この上なく喜ばしいことでした。


◆Direct-to-Consumerへの転換
現行シリーズの発売を気に、PFUは「HHKB」の販売をPFUダイレクト(自社サイトの本店、ECモールのAmazon支店・楽天支店・Yahoo!支店)のみに切り替えました。PFUダイレクトは「HHKB」ファーストモデル発売の年に、来るべきEC時代を見据えて開設したもので、各支店を随時開店することにより、PFUではメーカー直販(Direct-to-Consumer/D to C)を実現するのに十分な態勢を整えていました。と同時に、年を追うごとに「HHKB」という製品の特性が明らかになってきてもいました。それは「単なるPC周辺機器ではなく、深い愛着を持つユーザーとのダイレクトなコミュニケーションによって磨かれ、成長していく製品である」ということです。ロングライフデザイン賞にも値する設計思想を深く理解するユーザーに支えられ、その土台の上で製品がユーザーを刺激し、またメーカーがユーザーから刺激を受けるという、文字通り“ハッピー”な関係・環境にあってこそ、「HHKB」はより輝くといえます。その関係・環境をより大切にしたいというメーカーとしての想いが、Direct-to-Consumer実現への原動力になりました。


◆パートナーとの協力とタッチ&トライスポット
メーカー直販への移行と同時に、PFUではいくつかの店舗とパートナーシップを結び、「HHKB」を触って試すことのできる「タッチ&トライスポット」を設置しました。2021年★月現在のパートナーは「SUPER CLASSIC」(東京新宿・東京八重洲・大坂・名古屋の4店舗)、「アシストオン」(東京神保町)、「原価BAR」(東京三田)、「Hackers Bar」(東京六本木)、「遊舎工房」(東京秋葉原)、「THE WINE BASE」(東京銀座)。中でも飲食店(バー)にスポットを設けるのは画期的な試みでもあり、原価BARでは店と「HHKB」のコラボによるオリジナルビール「HHK BEER」も販売しています。一見、無関係に思える「HHKB」とバー(あるいはビールやワイン)ですが、そこには大人の嗜好品という共通項があり、ユーザー同士がお酒を嗜みながらキーボード論議に花を咲かせるという楽しみもあります。一方、いうまでもなく「SUPER CLASSIC」や「アシストオン」といったセレクトショップには「HHKB」と同等のデザイン性を持つアイテムを発見する場、キーボード工房にはキーボードをカスタマイズするヒントなどを見つける場という、それぞれ重要な意味があります。タッチ&トライスポットは「HHKB」のユーザー同士がダイレクトに触れ合うコミュニティでもあり、メーカー・パートナー・ユーザーの三者をつなぐ、いわば新たな「三方よし」の体現でもあります。そうした場所があってこそ、Direct-to-Consumerという販売体制が十全に機能するのです。



HHK Beer HHK Beer

東京・三田の「原価BAR」で提供されるオリジナルビール「HHK Beer」。白モデルをイメージした「ゴールデンエール」と墨モデルをイメージした「ブラウンポーター」がある。ともに神奈川県厚木市の地ビールメーカー「サンクトガーレン」が醸造したエールタイプ。



◆そうそうたる顔ぶれのHHKBエバンジェリスト
併せてPFUでは、著名なユーザーに「HHKBエバンジェリスト」に就任していただき、コミュニティの象徴としてご活動いただくことを依頼しました。その筆頭はもちろん和田英一氏です。和田氏はただ一人の永久名誉エバンジェリストでもあります。「HHKB」ファーストモデル開発時の技術者代表として八幡勇一氏(現テラテクノス株式会社)と白神一久氏(現富士通システム総合研究所)にもエバンジェリスト入りを果たしていただきました。そして2021年10月現在のメンバーは34名。そうそうたる顔ぶれという表現がぴったりのメンバーです。




永久名誉エバンジェリスト
和田 英一




テラテクノス株式会社 取締役CTO 初代HHKB企画/開発メンバー
八幡 勇一



富士通システム統合研究所 富士通セキュリティマイスター 初代HHKB企画/開発メンバー
白神 一久



ピュア・スポーツカーとしての「HHKB」と、その目指す場所

「HHKB」の存在意義を最も端的に表すエピソードが「カウボーイにとっての馬の鞍」であるなら、製品としての存在感やムードを最もよく物語る「たとえ」は「2シーターのピュアスポーツカー」かもしれません。クルマとしての基本性能を磨きに磨き抜き、いっさいの余分を排除した(時にはエアコンやオーディオすら“無視”した)スポーツカーは、高いドライビング技術を身につけた、常人には体験できないゾーンで運転を楽しむことのできるプロドライバーにとって最良のツールです。道具においては、プロフェッショナルを突き詰めることとミニマリズムに徹することはほぼ同義といえます。その点で「HHKB」とピュアスポーツカーには数多くの共通点を見出せるはずです。


特に「HHKB」の根幹である英語配列は、欧米で主流の左ハンドルになぞらえることができます。タイピング技術に優れたユーザーが「HHKB」の合理的な英語配列キーをコンビネーション打鍵で操る様子は、左手でハンドルを握り右手でトランスミッションを操作するドライバーの姿と重なります。クルマのイメージは、「HHKB」の高品位でかっちりとした造りに呼応する、ポルシェやBMWなどのドイツ車がぴったり重なるでしょう。一方、右ハンドル的な日本語配列はさしずめ英国車。書斎にも似合う日本語配列モデルは、独自のクルマ文化を持ち、ジャガーやMGなど品格ある美しいスポーツカーを世に出している伝統国イギリスのクルマを彷彿させます。


では、ピュアスポーツカーとしての「HHKB」は今後、どの方向へと駆けていくのでしょうか。それもまた、最初から決まっていることです。ミニマムで合理的なキー配列、静電容量無接点方式が実現する極上の打ち心地、コンパクトなサイズ、そしてマルチプラットフォームという揺るぎない根幹をそのままに、皆様のご期待に応えるべく、これからも果てのないゴールとしての「究極のキーボード」を目指すのみです。25周年を迎えた今も本質だけをどこまでも追い求める「HHKB」を、どうぞ末永く、「カウボーイにとっての馬の鞍」のように愛し、使いこなしてくださいますように。


 TOP  前へ  1  2  3  4  5  6  7  8  9  次へ 


HHKB HISTORY ~HHKBの軌跡~


  • ・Bluetoothは、Bluetooth SIG,Inc.の登録商標です。
  • ・Windows、Windows Vista、Windows®7 は米国Microsoft Corporationの米国 および その他の国における登録商標です。
  • ・Mac、Mac OSは、Apple Inc.の商標です。
  • ・その他記載されている製品などの固有名詞は、各社の商標 または 登録商標です。
  • HOME
  • HHKB HISTORY ~HHKBの軌跡~